第五回西安旅行記(続)


2月23日(水)
 屋台今日は朝から自由行動ですが、結局、朝食は皆さんで、屋台朝食を食べに行きました。といっても、大さな店なんです。ショーロンポーや餃子(ここは珍しく焼き餃子)、スーフなど夕食なみに食べてしまいました。お支払いはなんと全部で250元くらいで、一人当たりは180円くらいですよ。美味しかったけど、テーブルの汚さにはまいりましたね、濡れティッシュで拭いたら真っ黒でした。美味しいものを食べるには、こんなこと気にしていてはいけません。
 そのあと、ぶらぶらと市内へ。薬局で少し薬を買いました。その後百貨店へ、なかなかきれいな店でしたよ。この物価の安さを考えたら、化粧品なんて安いんじゃないでしょうかね。ここで、同行の川井さんがCDを買おうと言うので、売場でヨーヨーマのCDを下さいと言ったら、しばし無言。「ああ、マーヨーヨーね(馬友友)」納得。2校組で、解説のbookつき、30元でした。390円、これも安いですね。このあと、西安のセレブストリートともいうべきブティツク街へ。西安にもルイ・ヴィトンや、プラダ、フェラガモがあるんですよ。お客はいませんでしたが・‥。今、中国の人のステータスは、BMWの車に乗り、ジョルジュ・アルマーニを着て、ローレックスをつけることだそうです。日本とあまり変わりませんがね。ところで、「労力士」これなんて読みます? ローレックスなんですね。デパート
 ホテルヘもどり、今日のお昼は安先生こ招待の西安名物羊肉泡莫料理です。これも、癖がなく、大変美味しい料理でした、ダメな人はダメのようですが‥・。
 さて、そのあとは、またマッサージに行こうという話になり、2日目と同じ店へ。それまでの時間、筆を買いたいという方がいて、先日いった碑杯美術館の近く書院街へ徒歩で行く。硯なんぞはピンからキリまであって、全く分かりません。観光客相手ではない良心的なお店で墨を買いました。全く値引きはしてもらえませんでしたが、この方が値段が良心的と思うのは不思議ですね。値段は2本セットで100元、1300円ですから、日本ではさほと高くはないと思いますが(もっとも墨など買ったことがありませんが・‥)こららの貨幣価値では10000円くらいの感じですから、いいものだとは思います。帰りに、時間が迫っていたので、タクシーを拾おうかという話になりましたが、運転手に歩けと言われたそうです。でも、これもしかしたら、違うかも。自動ドアではないから、他の中国人のように、勝手にドアを開けて行く先を告げればいい訳で、運転手に地図なり、自的地を書いた紙を見せたりするから、道を聞かれていると思ったのではないですかね。だって、1キロメートルくらいの距離ですから、もっと長い距離を待っていた運転手なら別ですけど、近くに越したことはないわけで、乗車拒否する理由が見つかりません。
 マッサージは先日と全く同じコースでお願いする。こんなに安いのだったら、毎日でも通いたいくらい気持らいいですよ。
 西安飯店今日の夜はフリーということで、川井さんと、安先生お勧めの、ホテルのすぐそばのレストランヘ。できればいろいろなものをチョイスしてと思ったが、コース料理を勧められる。まあ、いいかということになり、100元(1300円)のコースを頼む。こららでは、注文をするまで、ウエイトレスか動かないですね。そんなにヘビーに食べるつもりはありませんでしたが、ずいぶん沢山出てきましたよ、結局食べ切れません。前頁の右側写真中央の料理は、なんの魚か分りませんでしたが、翌日、ブラックパスだということが分りました、私はちょっと苦手。
 今日は最後の夜、ビールを飲みながらこの旅行記を書いていたら突然停電。この旅行で2度自です。廊下の電気はついていたが、あれは別回路だろうと勝手に解釈し、みんな真っ暗だろうと思っていました。いまさらながら、懐中電灯は海外旅行必携ですね。(100円ショツプのもので充分)あるとないとでは天地ですよ。すぐ取り出して事なきを得ました。約5時間消えていて、夜中の4時頃復旧しました。
翌日聞いてみたら、停電は私の部屋だけでした、あれはなんだったのでしょうか。それにしても、今日が旧正月最後の夜ということで、爆竹の音がうるさいうるさい、真っ暗だから寝るしかないんだけど、眠れません、困ったものです。