ウォーミングアップ (動作@

身体の力を抜いて 息を吐きながら ゆっくりかかとを上げ つま先立ちになる
ゆっくりとかかとを下ろしながら息を吸う
この動作を15回行う

続いて かかとを上げるときに 左右の腕を肩の高さまであげる
同じく15回行う

ポイント:

身体を持ち上げるというよりも 頭のてっぺんを天井からひっぱられているようなイメージを持ち 上に伸びるように行う


どこか1点を見つめながら行うとバランスを取りやすい

最初の数回はふらつくかもしれないが 動作を繰り返すうちに 安定してくる

慣れてきたらかかとを最大限にあげてみる

動作A→

両手を腰骨の上に置き 肩は楽にする
鼻から息を吸い 吐きながらゆっくりと顔を左に向ける あごを左肩に近づける 息を吐ききり 鼻から息を吸いながら 顔を元にもどす
息を吐きながら次は顔を右に向ける あごを右肩に近づける 息を吐ききり 鼻から息を吸いながら 顔を元にもどす
今度は息を吐きながら頭を後ろにたおす あごを上から引っ張られているようなイメージを持つ
(注意!首が痛い人は無理をしない できる範囲で動かすこと)
息を吸いながら元にもどし 今度は頭を前にたおす あごを引くのではなく足の親指を覗き込むようにして 首の後ろを延ばす 鼻から息を吸いながら元にもどす

ポイント:

とても簡単な動作だが、抵抗感を感じながら動くことが大切 吐く息の力で動かすイメージを持つこと

 

 
   

動作B

息を吸いながら 腕を体の前 肩の高さに上げる 目の前にボールが浮かんでいることをイメージしてボールをつかむように手を構える ひじをのばしきらない

(ここからスタート)吐く息と共にこぶしを作りながら ひじを引き こぶしを肩の横まで持ってくる こぶしは目線の高さ 脇はしめる 息を吐き切ったら吸う息と共に腕を元に戻す できるだけゆっくり動かすこと

気功はすべて左側から動かします
両腕を同時に動かしますが、スタートと同時に左手を目で追ってください 2度目の動作に入る時には右手を目で追ってください

ポイント:


この動作も簡単な動きですが 腕を前に出す時は前に向かって重いものを押し出しているイメージ 引いてくるときは重いものをひっぱるイメージを持ち 抵抗感を感じながら動くと効果的

動作C→

ひじを曲げ肩の前でこぶしを作る 脇をしめ 目は左のこぶしを見る 吐く息とともに 何かを持ちあげるようなイメージを持ち 腕を天に向かってのばす 腕を伸ばしきったところで息を吐き切る 鼻から息を吸いながら 目はそのまま左腕を見つめて 腕をおろしてくる
こぶしを肩の高さまで下ろしたら 今度は右のこぶしを見つめ 同様の動作を行う

ポイント:

とても簡単な動きであるが 常に抵抗感を感じながらゆっくり動かすこと

 
 

動作D

手を身体の前で交差させる 手のひらは体の方に向け 右手が下 左手が上になるように 力を入れる必要はないが 重ねた手が離れないようにする

息を吸いながら 腕は身体の前を通し 肩の高さまで上げ そこから吐く息と共に 腕を天に向けてあげる 腕をしっかり伸ばし 身体は反らせない様に 息を吐き切ったら 手を離し 息を吸いながら腕を開き肩の高さまで下ろす 手のひらを下に向け 息を吐きながら腕を下げる 再度手を体の前で重ね同じ動作を繰り返す

常に目で手を追いかけるようにするが 腕を開いた時に最初は左手から見る 次の動作のとき右手を見る

ポイント:


腕を動かすとき 指先が遠くを通るように大きく動くことを心がける

 

動作E

顔を左に向けスタンバイ 吐く息と共に 手のひらは身体に向け ひじと肩を後ろから前に大きく回す 顔の前で左右の手の甲を合わせ 息を吸いながら 姿勢をまっすぐにして 左右の指先をあわせ 吐く息と共に両手を下に下げる 続いて顔を右に向けスタンバイ 同様の動作を行う

ポイント:

両腕を同時に後ろに回す動作は難しいので 大きく回しているイメージを持つだけで構わない 呼吸と合わせながらゆっくり動くこと